ポイント・サーモスタットがなくても動作する自己制御型の樹脂管用凍結防止ヒーター。添わせた配管や継手の周囲温度に応じて必要な部分だけ発熱帯の抵抗値が変化し電流通路を増減させて発熱量を連続的に自動制御する。ニクロム線ヒーターと異なり、1本で給水配管から給湯配管を渡し掛けたり、重ね巻きも可能。通電開始時の初期抵抗値が低いため、急な冷え込みでもスピーディーに温度上昇する。発熱帯の表面はフッ素でコーティングされ、樹脂製の配管や継手に使用しても可塑剤移行による劣化の心配がない。また耐熱温度も105℃と高く多用途。さらに幅5.6mmと細く、厚み3.6mmと薄い発熱体は、適度な硬さと滑性があり保温材と配管の間に挿入しやすい。なお、接続部密封モールドに組み込んだパイロットランプで動作状態を確認できる。
注 意※凍結シーズン以外は必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
※自己制御型ヒーターは微電流が連続的に流れます。凍結の心配がない時に通電を停止したい場合は、別売の節電スイッチを併用してください。